当社のIoTビジョン
人類は、狩猟、農耕、工業、情報革命を経て、今第4次産業革命として社会の大きなパラダイムシフトの入口にいます。時代は新型コロナウイルスの感染拡大によって生じた経済への多大な影響や生活様式の変化に伴う「ニューノーマル時代」へと遷移するなか、各国は国連が定めたSDGsの目標達成による新しい未来社会に向けスピードを上げて取り組んでいます。
国内は少子高齢化をはじめ様々な課題に直面し、その課題克服として、政府は第4次産業革命による超スマート社会の実現「Society 5.0」を提唱しました。Society 5.0は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会を実現させる「再興戦略のひとつ」です。
IoTとは、モノの状態をセンシングし、インターネットを通じたクラウドサイバー空間で集約・分析・予測し、さらに結果(必要な情報を必要な時に)を現実空間にフィードバックするものであり、社会、生活の最適化を図るためのプラットフォームと位置付けられます。例えば、自動運転、上下水道や電力等の社会インフラ、工場のスマート化、スマート農業、遠隔医療・ヘルスケア、スマートハウスなどあらゆる産業に適用されます。
そして、IoTに深く係る技術として、AI、ビッグデータ、5G、ブロックチェーン、ナノテクノロジー、AR、VRなど、様々な最新技術の掛け合わせこそが、「Society 5.0」の実現に必要不可欠な技術となります。当社は、30年来培ってきた社会インフラ事業の高度なIoT技術・知見を、これらの技術と共にさらに加速、進化させ、尚一層、皆様のご期待に応えられるようサービス向上に努めて参ります。