Internet Explorerが2022年6月15日にサポート終了することが発表されております。
サポート終了以降はIE11を起動しようとすると、Edgeが起動します。
IE11を操作するシナリオをご利用の場合、影響が出ることが懸念されます。
WinActorでは、EdgeのIEモードに対応したバージョンのリリース 及び既存のシナリオ内で利用されているIE11用ライブラリをEdgeのIEモードに対応したライブラリに置き換える移行ツールを提供し、お客様が今後も安心して WinActorをご利用いただけるよう対応致しました。
●EdgeのIEモードに対応したWinActorバージョンは以下の通りです。
Ver.6系 ⇒ 6.3.2
Ver.7系 ⇒ 7.3.0
●移行ツールはVer.6,Ver.7共通のツールとなります。
●移行ツールは独立したツールなので、WinActorバージョンアップ前に実行し、更新対象を把握することが可能です。
●移行ツールで更新したシナリオをEdgeのIEモードで動作検証する場合、WinActor Ver.7.3.0またはVer.6.3.2へのバージョンアップが必要です。
移行ツールを使用したシナリオ修正の流れ
1.シナリオファイルを準備
2.移行ツール起動
3.移行ツールでシナリオをチェック
4.ライブラリを更新
5.WinActorバージョンアップ
6.ライブラリ手動修正(必要時)
7.動作確認
移行ツール(WinActorライブラリチェッカー)の利用方法①
・「シナリオファイル」タブをクリックし、シナリオファイルを赤枠のエリアにドラッグアンドドロップします。
※更新が必要なライブラリの有無が自動的にチェックされます。
移行ツール(WinActorライブラリチェッカー)の利用方法②
・チェック結果の「状態」が「更新可能」である場合、移行ツールによるライブラリ更新が可能です。
シナリオファイルを選択し、「ライブラリ情報を表示」をクリックすると具体的な更新対象ライブラリが確認できます。
移行ツール(WinActorライブラリチェッカー)の利用方法③
・「更新後に使うWinActor」のバージョンを選択し、「ライブラリ更新」をクリックします。
※「ログ」タブに更新したライブラリ名が出力されるので、必要に応じて保存ください。
注意点
●EdgeのIEモードの利用には、事前にEdgeにて設定が必要です。
●移行ツールで更新可能なライブラリの対象は以下の通りです。
・Ver.5 以降の IE 関連ライブラリ(17_IE 関連配下のライブラリ)
・プチライブラリ・スイートライブラリかつスクリプトを修正していないこと
それ以外のライブラリに関しては、インストール時に同梱される操作説明書の
「項番5.スクリプトの手動書き換え」を参考に手動でスクリプトを修正する必要がございます。
IE11サポート終了後もシナリオをお使いいただくためご確認ください。
ご不明点がございましたらお気軽に弊社WinActor担当までお願いします。
■お問い合わせ先
WinActor担当 堀田
TEL:06-6350-3505
MAIL:osaka-bd@nihonsoft.co.jp